車両保険はいらないの?付けない場合のデメリットやポイントを解説

車両保険はいらないの?付けない場合のデメリットやポイントを解説

自動車に対する補償のひとつが「車両保険」で、事故や当て逃げなどの損害を補償してくれる保険を指します。事故にあった際の修理費用に充てることで負担をおさえることが可能ですが、なかには「車両保険は不要」と考える人もいます。なぜそう考えるのか、わからない人も多いでしょう。こちらの記事では、車両保険がなぜいらないといわれているかについて解説をしていきます。車両保険が必要になるケースも紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いください。

車両保険は本当にいらない?そういわれる理由とは

車両保険の加入率は2022年度で46.5%と、半分を下回っています。この数値を見ると「車両保険っていらないのでは?」と思う人も多いでしょう。では、なぜ加入率がこんなにも低いのか。理由として以下の5つがあげられます。

修理費用よりも保険料のほうが高くつくから

車両保険を付けることで保険料が高くなり、金額にすると倍近くの保険料を支払うことがほとんどです。加入時の年齢や等級によってことなりますが、最大で年間5万円は高くなると思っておきましょう。車両保険があれば万が一の際にとても安心ですが、それ以上に保険料が家計に大きくのしかかるのが問題です。

すべて補償されるとは限らないから

車両保険がついていることで、すべて補償されるとは限りません。契約・更新時に補償される金額が決まり、時価額を基準に保険会社が提示した範囲を上限として設定をするので、金額を自由に決めることはできません。大きな修理費が発生した場合、上限金額までしか補償が受けられず、不足分は自己負担となるのが理由としてあげられます。

車両保険を使うことで保険料があがるから

車両保険を使用して保険金を受け取った場合、翌年の保険料があがってしまいます。事故で負った損害を修理する際に補償が受けられますが、等級が1または3下がる点に注意が必要です。等級が下がることで保険料が上がってしまい、元の等級に戻すまで1年または3年もかかってしまいます。ただでさえ高い保険料がさらにあがり負担が大きくなるので、車両保険はいらないといわれています。

事故の規模によっては全額自己負担のほうがお得

車両保険を使うと等級が下がるので、翌年以降の保険料が上がります。それを考えたときに、事故の大きさによっては保険を使わず、全額自己負担にしたほうがお得になることも理由のひとつです。等級が下がると割引率も一緒に下がるので、長い目で見ると車両保険を使わないほうが費用を抑えられることも少なくありません。

 

車両保険はどんな人に必要なの?

「車両保険はいらない」といわれていますが、どんな人だったら付けるといいか気になるところです。おもに以下の3パターンがあげられるので、当てはまる人は検討するといいでしょう。

時価額の高い自動車に乗っている人

新車は時価額が高いので、車両保険を付けておくといいでしょう。保険金の上限は時価額を基準に決められ、新車はもっとも高く設定されています。万が一全損で買い替えが必要になった場合、手厚い保障を受けることが可能なので付けておきましょう。

初心者や運転に自信がない人

初心者や運転に自信がない人は付けておくと安心です。とくに免許をとりたてで経験が浅いうちは、事故を起こす可能性がとても高くなっています。もし新車を運転していて事故を起こしてしまうと目も当てられないので、慣れていないうちだけでも車両保険を付けておくといいでしょう。

 

車両保険を安くおさえることは可能?

車両保険を付けたいと考えていても、保険料が高くなるので悩んでしまう人もいるでしょう。以下の2つの方法で保険料をおさえられるので、確認をしてみましょう。

免責金額を高く設定する

車両保険を使う際、自分が負担する金額のことを「免責金額」といい、これを高く設定すると保険料をおさえることができます。一般的に「5-10万円」といったように、1回目と2回目以降の免責金額が表され、これが高いほど保険料を安くおさえることが可能です。

コースを「エコノミー型」にする

車両保険には、幅広い補償がウリの「一般型」と、限定された補償の「エコノミー型」の2コースがあります。保険料をおさえて補償を受けたいなら「エコノミー型」を選ぶといいでしょう。保険料は保険会社によって異なるので、事前に補償内容や金額を確認しておきましょう。そのかわり単独事故や当て逃げなどは補償がうけられないので、その点は注意が必要です。

 

まとめ

車両保険がいらない理由はさまざまで、保険料の高さや補償学が全額ではないなどがあげられます。それでも新車に乗っている人や初心者にはあると便利なもので、万が一に備えておくと安心の補償です。安く抑える方法もあるので、悩んでいる人は参考にするといいでしょう。

「株式会社BSW」は、事故で保険の手続きがわからない方でも安心した修理がおこなえます。保険金の請求はややこしいので、やりとりもこちらでしっかり対応をいたしますので、ご安心ください。修理や保険についてお悩みでしたらお気軽にご相談ください。

 

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