こんばんは(^o^)丿
高田です。
今日はヘッドライトコーティングについて少しお話ししようと思います。
ヘッドライト(表面)は現在ほとんどの車がポリカーボネートという樹脂で作られています。
ポリカーボネートは加工しやすくかつ高い透明度と高い耐衝撃性がある為、正にヘッドライトに適したプラスチック部品といえます。
そんなポリカーボネートも所詮プラスチック製の為、長年使用していると劣化は必ずします。
劣化の進行は使用環境によっても異なりますが・・・・
経年劣化によって曇りの生じたヘッドライトです。
主な劣化の原因は直射日光による紫外線やヘッドライトの熱害、繰り返し行われる洗車によるキズなどによると言われています。
そんな曇ったり黄ばんだりしてしまったヘッドライトを復活させるのがヘッドライトコーティングです。
基本的にはサンドペーパーで汚れや細かいキズを落としていきながら綺麗にしていきます。
そして最終的にこのヘッドライトスチーマーという道具を使い仕上げます。
このカップの中にはジクロロメタンという猛毒の溶剤が入っています。
その溶剤を沸騰させ、蒸気を当てるとヘッドライトの表面が溶け綺麗に仕上がるという仕組み・・・
ですが、こいつの扱いがなかなかシビアなんです。
上手く施工すれば問題ないのですが・・
少しでも荒いペーパー目が残っていると、それが表面に出てきてしまったり、周りの温度調節をうまくやらないと
表面にクラック(割れ)が入ったりもします。間違えて液を垂らそうものなら目も当てられないぐらい溶けます😱
しかも猛毒・・
本来、作業時間が大幅に削減されて仕上がりも損なわないという謳い文句で購入したのですが・・・
リスクが高いうえに手間がかかってしまいます(*´Д`)
という事で、従来の施工方法に戻すことにしました😆
仕上げはコンパウンドによる磨きでその上でコーティングをかけていきます。
もちろん、最終的な仕上がりは言うまでもありません。
こうやって日々より良いサービスの提供ができるよう試行錯誤してはそれを実践して・・・
・・・の繰り返しです😅
そんな私ですが、これからもよろしくお願いします(∩´∀`)∩